年齢とともに、体や心の変化を感じることは自然なことです。「年齢のせい」と思って我慢している症状も、医療で改善が期待できる場合があります。
当院では、男性の加齢に伴うお悩みについて、医学的根拠に基づき丁寧に診療を行っています。

ED(勃起不全)

EDとは

ED(Erectile Dysfunction)は、十分な勃起が得られない、または維持できない状態をいいます。
加齢に伴う血流低下や生活習慣病(高血圧・糖尿病など)が関与していることが多く、体のサインとして現れることもあります。
内服治療により改善が期待できる場合が多く、プライバシーに配慮して診療を行います。

当院で行える検査

  • 問診による症状評価
  • 血液検査(血糖値・脂質・テストステロンなど)
  • 血圧測定

生活習慣病の有無を含め、全身状態を確認します。

当院で行う治療

  • ED治療薬の処方(PDE5阻害薬など)
  • 生活習慣改善指導
  • 必要に応じてホルモン評価

体質や持病を踏まえ、安全性に配慮して処方します。

受診のタイミング

  • 勃起が十分に得られない状態が続く
  • 途中で維持できなくなる
  • 性機能の低下が気になっている

早期に相談することで改善が期待できます。

こんな方はご相談ください

  • 高血圧や糖尿病がある
  • 最近疲れやすい
  • 自信を失い気分が落ち込んでいる
  • パートナーとの関係に影響が出ている

プライバシーに配慮して診療を行います。

AGA(男性型脱毛症)

AGAとは

AGAは、男性ホルモンの影響によって進行する脱毛症です。
思春期以降に発症し、前頭部や頭頂部の薄毛が徐々に進行します。進行性のため、早期の治療開始が重要です。
内服治療や外用治療により、進行抑制や発毛促進が期待できます。

当院で行える検査

  • 問診による進行度評価
  • 頭皮の状態確認
  • 必要に応じて血液検査

他の脱毛症との鑑別も行います。

当院で行う治療

  • 内服治療(フィナステリド等)
  • 外用治療(ミノキシジル等)
  • 生活習慣指導

進行抑制を目的とした継続治療が基本となります。

受診のタイミング

  • 抜け毛が増えたと感じる
  • 生え際や頭頂部が薄くなってきた
  • 家族に薄毛の方がいる

早期治療が進行抑制につながります。

こんな方はご相談ください

  • 20〜60代で薄毛が気になる
  • 写真で頭頂部が目立つようになった
  • 将来の進行が不安
  • 自己判断で市販薬を使用している

適切な診断のもとで治療を行うことが大切です。

男性更年期障害(LOH症候群)

男性更年期障害とは

男性更年期障害は、加齢に伴う男性ホルモン(テストステロン)の低下によって起こります。40代から80代までで症状が見られることが多く、比較的中高年に多いのが特徴です。
男性ホルモンであるテストステロンは、10代に分泌が増加し20代でピークを迎え、以後徐々に低下していきます。

身体症状

  • 疲れやすい
  • ほてり
  • 関節の痛み
  • 筋力低下
  • 勃起障害

精神症状

  • 不眠
  • やる気の消失
  • イライラする
  • 性欲減退
  • うつ症状
  • 記憶力低下

などの症状がみられることがあります。
血液検査でホルモン値を確認し、必要に応じてホルモン補充療法を行います。

LOH症候群の診断基準

LOH症候群(男性更年期障害)の診断は、症状の評価(問診)と血液検査を組み合わせて総合的に行います。
単にテストステロン値が低いだけでなく、日常生活に支障をきたす症状があるかどうかが重要です。

問診による症状評価

当院では、LOH症候群の評価に用いられる問診票(AMSスコアなど)を使用し、精神症状・身体症状・性機能症状を数値化して評価します。
これにより、症状の重症度や治療の必要性を客観的に判断します。

血液検査による評価

問診結果を踏まえ、血液検査を行います。

主な検査項目

  • テストステロン値(男性ホルモン)
    男性更年期障害の診断において最も重要な指標です。特に、遊離テストステロン値を重視して評価します。
  • 甲状腺機能検査
    甲状腺機能低下症は、疲労感や抑うつ、意欲低下など、LOH症候群と似た症状を引き起こすため、鑑別が必要です。
  • 亜鉛欠乏の評価
    亜鉛不足は、男性ホルモンの低下や性機能低下、全身倦怠感の原因となることがあるため、必要に応じて確認します。

これらの検査結果と症状を総合的に判断し、LOH症候群かどうか、また他の疾患が関与していないかを評価します。

総合的な診断

LOH症候群は、

  • 問診による症状評価
  • テストステロン値の低下
  • 他疾患(甲状腺疾患・亜鉛欠乏など)の除外

を踏まえて診断されます。
症状が似ていても、原因が異なる場合は治療方針が大きく変わるため、当院では慎重かつ丁寧な診断を行っています。

当院で行える検査

  • 血液検査(テストステロン値測定)
  • 問診票による症状評価
  • 生活習慣病の確認
  • 甲状腺機能低下症、亜鉛欠乏症の精査

他疾患との鑑別も含めて評価します。

当院で行う治療

  • 男性ホルモン補充療法(適応がある場合)
  • タダラフィル
  • 生活習慣改善指導
  • 必要に応じて内科的治療

安全性を確認したうえで治療を行います。

受診のタイミング

  • 慢性的な疲労感がある
  • 気力や集中力が低下している
  • 性欲の低下がある
  • 理由のはっきりしない不調が続く

早期評価が改善につながります。

こんな方はご相談ください

  • 40歳以上で体調変化を感じる
  • 生活習慣病がある
  • 睡眠の質が低下している
  • 気分の落ち込みが続いている

年齢による変化でも、適切な対応で改善が期待できることがあります。