亀頭包皮炎とは
亀頭包皮炎とは、亀頭と包皮の間の皮膚に炎症が起こる病気です。
亀頭にピリピリとした刺激や痛みを感じたり、赤く腫れたりすることがあります。
性交後数日してから、包皮との境目に分泌物がみられる場合もあります。
陰茎周囲を清潔に保てていない場合、包皮の内側に付着した細菌や真菌(カンジダなど)が増殖しやすくなります。
特に亀頭が包皮に覆われている方では、亀頭と包皮の間に垢がたまりやすく、尿が付着することで炎症を起こしやすくなります。
症状を放置すると炎症が悪化し、表在性の潰瘍を形成することもあるため、早めの受診が大切です。
当院では、患部の状態を確認したうえで、適切な消毒処置を行い、内服薬や外用薬による治療を行います。
主な症状
症状の現れ方や強さには個人差がありますが、次のような症状がみられます。
- 亀頭や包皮の赤み、腫れ
- かゆみ、ヒリヒリする感じ
- 白いカスや分泌物が出る
- 包皮をめくると痛みを感じる
- 排尿時にしみる感じがある
「軽いかゆみから始まり、徐々に赤みや痛みが出てきた」という経過で受診される患者さんもいらっしゃいます。
放置するとどうなる?
症状を我慢して放置すると、炎症が長引いたり悪化することがあります。
- 痛みやかゆみが強くなり、日常生活に支障が出る
- 炎症を繰り返し、慢性化する
- 包皮が腫れて、むきにくくなることがある
- 細菌感染が広がり、症状が悪化する可能性がある
早期に治療を行うことで、こうしたリスクを防ぐことができます。
当院で行う検査
亀頭包皮炎が疑われる場合、患者さんの不安に配慮しながら、必要な検査を行います。
- 問診
症状の経過、かゆみや痛みの程度、これまでの治療歴や生活習慣について伺います。 - 視診
亀頭や包皮の赤み、腫れ、分泌物の有無を確認します。 - 検体検査(必要に応じて)
分泌物を採取し、細菌や真菌(カンジダなど)の有無を調べることがあります。 - 尿検査(必要に応じて)
尿路感染症が疑われる場合に行います。
検査内容や結果については、患者さんに分かりやすく説明します。
当院で行う治療
原因や症状に応じて、無理のない治療を行います。
- 外用薬による治療
抗菌薬や抗真菌薬、炎症を抑える薬を使用します。 - 内服薬の併用
症状が強い場合や改善が乏しい場合には、内服薬を使用することがあります。 - 生活指導・スキンケアの説明
洗いすぎを避ける方法や、清潔を保つポイントについてご案内します。 - 経過観察・再診
症状の改善状況を確認し、必要に応じて治療内容を調整します。
再発を防ぐための注意点についても、丁寧にお伝えします。
こんな症状は早めにご相談ください
次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
- 亀頭や包皮の赤み、かゆみ、痛みがある
- 分泌物やにおいが気になる
- 症状が数日たっても改善しない
- 繰り返し同じ症状が出ている
- 包皮が腫れて、むきにくくなっている
「恥ずかしくて受診を迷っている」という患者さんも多くいらっしゃいますが、早めに相談することで、症状の早期改善につながります。